小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

虹の贈りもの

今日は小雨の日でした。

4時頃、リクエストの絵本を受け取りに図書館へ行きました。
駐車場で、ふと空を見ると、、、
東の方の空にみごとな虹がかかっています。
空いっぱいに、大きな半円の美しい虹!
久しぶりの虹です。
気象条件がそろったから…虹!なのですが、
どうしてこんなに幸せな気分になるのでしょう。

「ねぇ、虹、きれいですねぇ。」
前を行く見知らぬ方に、つい声をかけてしまいました。

図書館の大きなガラス窓からも空が見えます。
「ほら~~!」
カウンターの図書館員にも知らせてあげました。

大好きなまどみちおさんの詩に、『虹』があります。

  ほんとうは
  こんな 汚れた空に
  出て下さるはずなど ないのだった
  もしも ここに
  汚した ちょうほんにんの
  人間だけしか住んでいないのだったら
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旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。