《選ばれしもてなしの真心》の大きな見出し!
今日の北陸中日新聞【イチオシ!】は、着物姿で微笑む鶴来の「和田屋」の女将さん。
お好きな書や絵を旅館のお仕事にみごとに生かし、30代半ばで6代目の女将になって
20年ほど、という智子(喜久子さんから改名)さんです。
このほど、レストランガイド本『ゴ・エ・ミヨ2021』(日本版、幻冬舎)で、
「ベストサービス・ホスピタリティ賞」に全国でただ一人選ばれたのです。
「ゴ・エ・ミヨ」は「Gault & Millau」、フランスでは『ミシュランガイド』と
同じく有名なガイド本。どちらも覆面調査員によって評価されるとか。
「長く続く料理宿の女将として、しつらえや活ける花、ゲストにあててしたためる
メッセージなど、濃やかな仕事でその世界観を伝え、また全体のおもてなしをまとめ
率いて、多くのお客様から支持されている」
と、細やかなおもてなしが高く評価されたそうです。
ちょうど一ヵ月前のことでした。
智子さんから、それはそれは素敵なお手紙をいただきました。
しかも《白山麓の森からの贈り物》のメッセージ付きの、
森の精気を吸い込んだような、清々しい緑葉の小枝が添えられて。
独りじめはもったいない、、、と、読書会「宮沢賢治を読むつどい」の後で、
みなさんにそのステキな一枝をご披露しました。
これは何の木でしょうね~。ヒバ?ヒノキ?
それにしてもなんてお洒落なセンスでしょ。
素敵な文字ねぇ!どんな筆なのかしら~
口々に感嘆する読書会仲間に、図書館入り口に掲げられている女将さんの
《センス・オブ・ワンダー》作品をあらめて紹介したのです。
昨日はまたその読書会の日。
Мさんから「ひのきあすなろ(のとひば)」だと教えていただきました。
档(あて)の木の別名もある県木。殺菌・抗菌・消臭・防臭・防虫・リラックス
などの効果があるそうです。
コロナ禍でただでさえ大変な時なのに、
信じられないような、ため息つくことばかり、、、。
そんな中、今日の【イチオシ!】記事は本当に嬉しいことでした。
☆和田さんとの出会いは、
「鶴来町から センス・オブ・ワンダー」(2020.9.8)に。