小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

未来のためのデモ

25日の「つぶやき英会話」で見た一本の動画。
日常生活の中で、突然クーデターが起こるその恐ろしさを
2月1日の朝、偶然とらえた。

首都ネピドーの空き道路で、いつもどおりにエアロビクスに熱中している女性。
その背景にとらえられたのは・・・広い道路を連なり進みゆく黒い武装車両。
検問を突破し、向かっている先には国会議事堂!
この日から、一夜にして国の形が変わってしまったのだった。


昨日の夕方はNHK「世界のいま」、今夜はニュースウオッチ9で、
現在進行形でミャンマー情勢が悪化していることを伝えていた。
昨日14人、一ヵ月ですくなくとも18人が死亡したという。

国軍は議会の四分の一を占め、国防相、内相などの任命権を握り、
政治だけでなく経済でも2つの企業グループが作られ、
以下の(重要な!)業種に影響力を及ぼしていると知って驚いた。
 
 宝石、縫製、木材、食品、飲料、貿易、小売、
 銀行、ホテル、観光、運輸、海運、建設、不動産、
 鉄鋼、セメント、自動車、鉱山、通信、保険、病院、エンタメ、


銃声が響く母国の生々しい現状が次々とSNSに届く。
5年前に来日したというミャンマーの女性はプラカードを掲げ行進する。
「コロナは日本人の方たちの命にかかわっているのに、
心の底から本当に皆さんに迷惑をかけて申し訳ございません」
と、日本でデモをすることを詫びながら。
でも、今日やらないと未来はない!頑張らなきゃいけない…。
懸命な切実な訴えだった。

ミャンマーでは世界平和や安全保障などの貢献で「信頼」される国として、
アメリカ、EUを抜き、8割近くが日本を最も評価しているという。
日本とミャンマーの関係は深く、軍にも独自のパイプ、外交ルートがあるらしい。
明日2日、ミャンマー問題でASEAN外相の特別会合が開催される。
今こそ外交力を発揮してほしいと願う。
武器から平和は生まれない。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。