小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

めぐり逢えて…

今日は久しぶりに暖かくて、きもちのいいお天気です。
洗濯物やら、お布団やら、ベランダいっぱいに干しました。

***~***

昨日は曇り空、風もなく、テニス日和でした。
10時からはシニア仲間と、お昼の1時間は夫の相手。
3時間もテニスをしてさすがに疲れてゆっくりしていた時でした。

玄関のチャイムの音に、あわててドアを開けると
シルバー人材センターの職員さんでした。

「わかります?」

ずいぶん会っていませんが
マスクをしていてもすぐにわかりました。

Ⅰさん!

そういえば…この8月、
「飛んできた息子」が
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2023/08/04/185214

庭の山茶花の垣根の剪定の見積もりを
シルバー人材センターに依頼してくれたこと思い出しました。
 
先日、夫は高い脚立を足場にして
なんとか剪定を終えたばかりでしたが、
今後のことがあるので、垣根を見てもらいました。
シルバーの方たちも高齢の方が多いらしく
まず、高所作業ができる方がいるかどうかでした。

***

Ⅰさんは、
かつて県体のテニスチームの選手として
一緒にがんばってくれた若い方です。
小学生の娘さんたちと一緒によく小さな図書館を利用。
その子が今やお母さん、ということは、
あらら、若~いおばあちゃんなのねぇと
時の速さに驚かされました。

一昨日、息子から、除草剤も農薬も不使用、
合鴨を保育しながら収穫した新玄米が届いたこともあって
息子つながりの再会が心を軽やかにしてくれて
つい玄関の「フウセントウワタ」をご披露しました。

https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2023/10/14/003603

保険屋さん、新聞の集金人さん、お客さま、
このセンス・オブ・ワンダーの植物に
感動しない人はだれもいません。


Ⅰさんは、
さっき空にかかる虹を見たばかり。

なにかいいことがありそうな気がしたけれど
やっぱりいいことがあった~
見れてよかった~

不思議がって、大喜びして
スマホにおさめたので
私も幸せなきもちになったのでした。


実は、、、
未公開の「風船唐綿」ドレス画像の初公開!とばかりに
友人の誕生日に贈ろうと、秘かに計画を練っていましたが
こうなっては来週までとても待てそうにありません。

 

***

優雅なドレスの誕生には
条件があることに気づきました。

①大きいふうせんであること
②成熟していること
③外側に、縦に、亀裂が入ること

最もだいじな条件は③です。
横に開いたり、内側、下側ではドレスにはなりません。

この一ヵ月のあいだに、
レースの先についていた小さなタネがぽとり・・・
受け皿の上に自然にこぼれ落ちています。
黒の水玉模様はところどころとなりましたが
真っ白なドレスは輝くばかりに美しいままです。

***

フウセントウワタのブログを見つけました。
成熟して自ら開いたもの、未成熟のもの、若めのもの
が画像で公開されています。

https://www.otalab.co.jp/blogs/19500
-花研ひろば-2017.09.08
「風船唐綿(フウセントウワタ)から綿(ワタ)!」

 

でもね、どうしてもドレスには見えませんね。
とくべつな風船にめぐり逢えたのは
ほんとうに運のいいことでした。

あの日、福井へ出かけなかったら…
「こっぽいや」さんのお店に立ち寄らなかったら…
残っていたその一枝を求めなかったら…

 

人との出会い
小さな図書館との出会い
さまざまな出会いのたびに
感じるきもち

めぐり逢いの不思議です。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。