小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

最後だとわかっていたなら・・・

1/10(木)今年初めての「詩を楽しむ」時間でした。図書館に届いたばかりの新刊『世界が100人の村だったら』、水野スウさんからの紹介の詩篇『最後だとわかっていたなら』、そしていろいろ・・・読みあい、語りあい確かめあい、わかりあった、この上なく幸せなひとときでした・・・「最後だとわかっていたなら」と大切な人を失って人は初めて後悔する。「微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと 忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを どうして してあげられなかったのかと」・・・だから今日・・・「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう・・・

(「詩をたのしむ」は毎月第2木曜日1時30分~どなたでもご参加ください)

(付記:この詩は佐川睦さんが和訳されたとのこと/2002年3月12日)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。