小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

トニーさん「口」流&『石川の女性史』寄贈

6/15(土)土曜ボランティアのトニーさん、小学生を前に「ハリーポッター」の英語版をペラペラペラ~。子ども達は目を真ん丸くして・・・。韓国系アメリカ人のトニーさんは、名札をしていても、日本人だと思われています。
「留学生なんですよ」と紹介して、さあ、英会話のチャンス!・・・でも、中、高校生も恥ずかしくって、簡単な挨拶もなかなか・・・するとすかさず「ぼくも日本語で挨拶するのは恥ずかしい!」とニコニコ顔で話しかけるトニーさんです。
カウンターで目まぐるしく働きながら、ちゃんと国際「口」流をやっています。
☆町P連協議会長の中農さんが図書館へ。
7月3日、町母親委員会のみなさんたちで「学校図書館研修」をテーマに松任小学校を視察。その前に地元の図書館で事前学習をしたいとのこと。図書館のことを少しでも知っていただく機会となります。〈6月25日(火)7時半~〉
☆平成5年に発刊された『石川の女性史』(監修・梶井幸代先生)、座主祝さん(加賀爪)からいただきました。「女性史を理解する原点」の書として、図書館で求めていた一冊です。

☆6月1日に祖濱さんから届いた『宇郎居抄』便りの「琵琶湖哀歌」の記載が気になっていました。以前「琵琶湖哀歌」についてレファレンスを受けたことがあり、
昭和58年発行の『北の都漕艇歌―追悼琵琶湖遭難―』という本に出会いました。
セミ・フィクションですが、ふんだんに出てくる身近な地名が懐かしく、更に当時の「河北潟」のことも知りたくて、名古屋にお住まいの著者・横井幸雄さんと電話で話したことがあります。それがご縁となって、二冊の著書を送ってくださったこと、思い出します。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。