小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

スイカ&みんなのかお&子どもの100年&インコ

8/23(金)10時~「菊の花の会」。暑い陽ざしの中、菊佐久さんを囲んで、お昼頃までびっしり学び合ったその後は、繁ったひょうたんの陰で、がぶり!と真っ赤なスイカ!!和気藹々のその雰囲気がいいですねぇ。(図書館までスイカのおすそ分けをいただいてしまいました)

☆カウンターの返却などの仕事をしていると、忘れかけていた本に出会えることがあります。写真絵本『みんなのかお』(福音館書店)もその一冊。実物大!の巨大なウォンバットの顔の表紙をめくると、いろんな動物たちの顔・顔・顔・・・“人間がひとり、ひとり違っているように、動物たちの顔もみんな違う!ゴリラはぜんぶゴリラだけど・・・ラクダもぜんぶラクダだけど・・・”という当たり前の事実が驚き!ずらり並んだ仲間たちの表情にゆっくり向き合う楽しさ。彼らの生活環境まで想像してしまいます。3年前、ユネスコ石川子ども文庫として寄贈いただいた50冊の中の一冊です。

☆新刊『写真が語る 子どもの100年』(平凡社)の中の、坊主頭、おかっぱ頭の子どもたち、思い出と重なって、懐かしい。戦前~戦後の時代の流れの中で、子どもたちは明るく、写真を通して歴史が如実に蘇ります。同じく写真で綴る『別冊歴史読本(幕末・明治・大正)古写真帖』(新人物往来社)も新刊。

☆「インコを探しています!!」・・・8月1日朝、飛んでいった水色インコ、人なつっこくて、「なっち おはよ」が口癖とか、田辺さんからのお願いです。見かけられた方、図書館までお知らせください。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。