小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

条南小6年生からインタビュー&『俳句武者修行』&『津幡俳壇六十年誌』&好評の「私の一冊」

11/28(木)条南小6年生の総合学習で、中井さんと桜井さんが図書館訪問。図書館の仕事の内容や、楽しさ、苦労などについて、インタビューを受けました。真剣に耳を傾けてくれるのが嬉しくて、ついいろんなことを説明したい気持にさせられました。町内外のいろんな施設へ出かけて、話を聞いたり、触れ合ったりすることで、子どもたち自身が高まることを願って、と担任の板井先生。

☆『俳句武者修行』は、「句会じゃない」が合言葉になっている「東京やなぎ句会」の会員である小沢昭一さんが、あちこちの「本筋」のマジメな句会に一度参加してみたいと、ふっと思ったことから端を発して、句会巡礼・・・例の軽妙な小沢節に乗せられて、ついついこちらもおじゃまして、おおいに楽しませてもらった一冊は、みごとな「俳句入門書」でもありました。

☆津幡俳壇主宰の木上紫雲さんより、上梓されたばかりの『津幡俳壇六十年誌』をいただきました。昭和17年に中田風来さんが創設されて昨年は60周年。木上さんが、一年近くかけ手元の句会資料を年代順にまとめられた一冊です。

★6年前から続けている「私の一冊」ひと言募集、普段はいただいた用紙をファイルして置いておくだけなのですが、読書月間キャンペーンということで、10月から書棚や館内壁面を利用して掲示しています。

“読者によるお薦めPR”はなかなか好評で、今月いっぱいに期間延長。絵本、児童書、一般書・・・100枚を超える「私の一冊」が寄せられています。初めのうちは、コーティングサービス券や「ぶらりんホルダー」プレゼントなどのお楽しみも一因だったかもしれませんが、「書きたい」「伝えたい」思いの方が大きく広がっていったように感じます。今月21日には読売新聞、今朝は北陸中日新聞に大きく紹介されました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。