小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

萩野台小学校PTAの母親の集いで

12/16(月)休館日
☆お招きをいただいて、雨の夜、7時~萩野台小学校PTAの母親の集いに出席。

校長先生、教頭先生も同席され、10人ちょっとの少人数の会合でしたが、図書館の活動の様子を伝えながら、関連本の紹介や図書館への誘い、子どもたちと読書を結ぶために大人の役割が如何に大切かについてお話しするいい機会となりました。

卓球が終わって集まった子どもたちも加わって、母親委員の酒井さんが紙芝居、絵本の読みきかせ!!お茶をいただきながらの和やかな集いでした。

図書館に対しては、「週末の開館時間を9時にしてほしい」「閉館時間を夜8時まで延長してほしい」「もっと本をふやしてほしい」といったもっともな要望もありました。

新図書館は今のスペースの3倍以上が予定されており、そのための充分な本を準備する努力は勿論のこと。実は、あと2年間、どうやって今の限られたスペースで運営していくか、切実な悩みも抱えているのです。実状を知っていただき、考え合い、話し合う機会がもっともっと必要です。また、新たなサービスをふやすためには職員の増員が不可欠であり、そのためには更なる予算要求の問題が生じること、そのためにも「図書館こそ、豊かな暮らしの根源に関わる大切な機関」であることがより多くの人たちに理解されなければならないこと、「図書館を育てる」のは「あなた自身、私たち自身」であることなど分かっていただけたでしょうか。

今夜は、お母さんも先生も順番に『のはらうた』(くどうなおこ作/童話屋)を朗読したのですよ。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。