小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『橋のない川・住井すゑの生涯』

6/8(日)☆住井すゑ橋のない川』はあまりに有名ですが、童話、民話、劇・・・探偵小説まで書かれていたとは。評伝『橋のない川住井すゑの生涯』を読んで、住井すゑさんの作品にあらためて出会いたくなります。

 

「自然の法則からすれば、地球の人類は人類としてすべて平等であり、貴賎の別などあるいわれがない…」
「もし、地球全人類が、絶対平等の哲学に立つことがなければ、いつの日か、人類は地球を破滅に導くような愚挙を敢てするかもしれぬ…」

 

この6月1日は第6回「野ばらの日」(住井すゑさんの命日の記念日)、「住井すゑ百歳の人間宣言」上映会も行われたそうな。図書館でも『橋のない川』は静かに読み継がれています。読書会「人生“本”談」のテーマも次回は「住井すゑ」さんです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。