小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

《平和を考える》コーナー&浜浦さんのジグソーパズル作品&野田淳子さんのコンサート

8/6(水)☆今日は「広島平和記念の日」、午前8時15分、広島に原爆が落とされた日…『わたしがちいさかったときに』は当時満4、5歳、小学生だった〈原爆の子〉たちの悲痛な記録。『かあさんのうた』は広島の大野充子さんの絵本、樹齢何百年かのクスノキが見つめた悲しみの思い出です。丸木俊・位里夫妻の『原爆の図』…等、《平和を考える》特別コーナーを設けました。大人たちが真剣に平和を希求しない限り、子どもたちに真の幸せは保証できないと思います。

☆2、3年前から利用者の浜浦さんご夫妻がジグソーパズルやクロスステッチの作品を届けてくださっています。カウンター横の入口上が定位置となって、飾ってあります。コツコツと根気良く組み立てられた今日の作品は地中海の風景でしょうか。海、白い家々、夏の花々のコントラストが美しいです。

☆今夜、宇ノ気町で開かれるコンサートの前に、塩谷さん、音響の原田さんと一緒に、わざわざ立ち寄られた野田淳子さん、10月4日の内灘コンサートの手づくりポスターを届けてくださいました。すべての人の心に花を~と、金子みすゞの詩に曲をつけて、新しいCDも出されたとか。今度の土曜日に来館のたかはしべんさんとも親しい間柄だそうです。野田さんの魅力はなんと言ってもその飾らない人柄とエネルギッシュな姿勢!今日は本の選書作業が長引いて、残念ながらコンサートの開演時間もとっくに過ぎてしまいました。野田さんの笑顔と、透明な美しい歌声を思い出しながら…。

☆明日夜7:30~の「で・あ・い講座/古典入門」は石川高専教授・高島要さんを講師に《平安時代の物語の世界へ》です。どなたでもご参加ください。

☆第2金曜夜の定例・紙芝居入門「のまひょうしぎin津幡」は変更はありません。(数件のお問合せがありましたが?)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。