小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

秋の読書週間のspecialイベント&第36回「出会いの夕べ」

10/25(土)☆秋晴れの日。10:30、洲崎正昭さん(町議会議長)に8代目一日館長を委嘱。カウンター業務やコーティング作業を体験、3、40人の子どもたちやお母さんたちと【つばた昔むかし&絵本のじかん】に参加した一日館長さん、図書館○×クイズ(①日曜日、図書館はお休みです?・・・)の説明もみごとでした。図書館の活動や現状を直接見ていただいて、「センス・オブ・ワンダーの図書館」への理解を深めていただく好機となったように思います。

スペシャル〉のマンドリン演奏、歌、昔話、手遊び、パネルシアター、絵本・・・飾られた秋の草花もなかなかの雰囲気でしたねぇ。

昔話クラブ、絵本クラブの皆さん、本当にありがとうございました。そうそう、「犬の置物調査」の金沢大4年のつっくんもすっかり仲間となって最後までつき合ってくれました。

☆夜7:30からの第36回「出会いの夕べ」は参加者約20人、郷土史家の野村昭子さんをゲストにお迎えしました。ご友人や後輩の方々も駆けつけてくださいました。

若い頃はもっぱら外国文学かぶれ、日本文化とは縁遠かったとおっしゃる野村さんが、歴史に興味をもったきっかけや、とりわけ女性に魅せられてきた思いを、にこやかに語ってくださいました。

利家とまつ」の資料提供者として、テレビでもお馴染みになった野村さん、今夜はすっきり和服姿です。古希を迎えられたとは思えないエネルギッシュで、ため息でるほど小気味よい、そのセンス溢れた人柄に、初めて出逢った方たちもすっかり魅了されてしまったことでしょう。系図から歴史を読み解く面白さ、今とりかかっている新作のこと等、1時間半があっという間に過ぎてしまいました。往復の送り迎えを引き受けてくださったのは幼馴染の間柄という大久保浩二さん、ほんとうにお世話になりました。

 

☆明日、明後日は休館日。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。