小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

地球と生きよう~鳥と遊ぼう

8/15(木)やっぱり、お盆でした。貸出し64人、277冊。それで、たまった事務所内の仕事がはかどりました。毎月の館報の原稿も仕上がりました。図書館だより夏号の再チェックも完了しました。

☆アースディ21編集の『地球と生きる133の方法』には地球環境を守るために、「ペットボトルでなく水筒を持とう」「旬の野菜を食べよう」・・・など、ひとりひとりが取り組むことができる方法が提示されています。炭利用の「つくってみよう!わが家のミネラルウォーター」も今すぐにも実行できそう。

柴田敏隆著『カラスの早起き、スズメの寝坊―文化鳥類学のおもしろさ』は、人も鳥も自然の営みの前には基本的に同じ、だから「人間優位の姿勢は間違いですぞ!」との念を込めて書かれた鳥たちの愉快な生活。単に「面白かった、楽しかった、サヨナラで終わらずに」と添えられているが・・・確かに面白い、楽しい、ついつい読み進んでしまう。「沈黙の春」状態の自然の中で生きる鳥たちのみごとな知恵。ところで、ウグイスの色は鴬餅の色でしょうか。本物のウグイスの判別が果たしてどれぐらいの人たちにできるでしょうか。柴田さんはパターン化された私たちの自然認識を問いかけます。(・・・新刊)

 

 

 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。