小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

八名信夫さんの本&手話のじかん&金のがちょうさん大活躍&アンドリューの地球人講座

3/12(水)☆貸出しは119人、439冊、そんなに混雑した日ではなかったのですが、いろいろあった一日・・・八名さんの『こんにちは 八名信夫です』が3冊、届きました。先日の町民集会でお目にかかった「悪役商会」事務所の竹谷さんがお約束してくださったのです。カウンターに置いた途端、4冊とも貸し出されていきました。

☆2時半からは「故郷」の歌の3番まで睦月会の代表メンバー4人が、講師の吉田さんから特別手話レッスン。3時からは定例の「手話で話そう」です。国際交流員のアンドリューさん、お子さん連れのお母さんも参加して7名、基本的な表現を学びました。ボランティアでこの三年間、手話を教えてくださっている吉田さんですが、継続した積み重ねではなく、単発の形での入門講座なので、毎回苦心されているようです。

☆南中学校からの依頼で「おはなし会」に出かけた「おはなしグループ/金のがちょう」のメンバーが、帰りに図書館でいっぷく~多感なヤングたちを前にしてずいぶん緊張したそうな。「いつも以上に真剣に本を選び」、おはなしと一緒に約50冊もの図書館の本を届けてくれたのです。「照れ臭そうにうつむき加減」の彼らから「クスッ」と漏れる笑い声になんだか嬉しくなったというメンバーたちは更にパワーアップ!!しそうです。

☆「手芸入門」講師の中谷ふさのさんが展示用の見本にと届けてくださったのは、「裂き織り」をほどこした可愛いバッグ。20歳の青春の思い出が織り込まれているんですって!手芸入門②は18日(火)10:30~です。

☆夜は「アンドリューの地球人講座」です。今夜のゲストは金沢市国際交流員のマーキッチ・ジェニファーさん。長机を囲んで16名、「国際女性デー」に関連して、「オーストラリアの母親」を中心に話を聞き、日本の母親、我が家の家族のあり方について考えあいました。23歳のジェニファーさんは、自由と責任をはっきり自覚した若者でした。やればなんだってできる!とブラジルの格闘技の実演やギターを奏でながら作ったばかりという楽しい歌も披露!素敵なミニコンサートを愉しみました。(そうそう、動物ごっこも面白かった~)

☆明日は1:30~読書会「詩を楽しむ」どなたでもどうぞ。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。