小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

嬉しいメール&本間一夫さんを偲んで

9/22(月)休館日    

☆「こんばんは~」林さんから素敵なメール。「…この歳になると目が疲れるし身体も疲労感が…(あはは)。で、部厚い本は苦手になっちゃいました。でも本好きなのでまた行きますね。階段持ち上げてね。」

勿論!勿論!おまかせください。車椅子利用の林さんからもらった元気!です。


☆NHK教育TV福祉の番組「盲目の偉人・点字にかけた夢」で女優の黒柳徹子さんが8月に亡くなられた《本間一夫》さんを偲んで語っていらっしゃいました。9月18日にも紹介しましたが、6年前、影山雅一さん(アート企画)を通じて、先生に出会わせていただきました。『点字あればこそ』『忘れ残りの通信集~点訳ボランティアの方々へ』はいづれも寄贈くださった本。特に平成11年発行の2冊目の冊子はアート企画の印刷で、影山さんから特別に写真等編集校正の段階から見せていただくことができました。「昭和25年の第1信」から「昭和33年の点訳奉仕者の皆様へのお願い」まで、「点訳通信点字版」として発行された実物を金沢の方が保管されていたことから墨字となって蘇ったそうです。そのあとがきには「一九九九年十月七日~八十四歳の誕生日に~」と記されています。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。