小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

河原正実さんとの出会い

11/24(月)休館日    

☆当初のPTA大会の予定日をずらして開催された河原正実さんの講演は「今どきの子ども・本・いのち」が演題でした。ひとり一人をじっと見つめながら語りかける河原さんの言葉は、みんなの心を強く揺り動かす力がありました。

5年前の平成10年9月、泉野図書館を会場に開催された〈第31回県読書グループを結ぶつどい〉~さまざまな人・もの・できごとと関わる読書交流の輪をひろげよう!~にパネラーの一人として出席したことがありました。その折に、「老い先短い私らが読んで、元気が出るような本があったら紹介してもらえんかねぇ。」という図書館利用者からの声を伝えて、「生きる力が湧いてくるような本」をぜひ読書会の皆さんの力でリストにしていただけないだろうかと提案しました。これが発端となって、翌11年6月には〈県読書アドバイザー養成講座〉のテーマは「生きる力を与えてくれる本を」となりました。

私は最終日のフリートークの司会者として全講座に参加、その時の講師のおひとりが河原さんでした。同じ福井県出身という細い糸もつながって、3年を経て昨年の図書館での「出会いの夕べ」開催に結びつき、今年度の7月の町PTA母親研修、そして今日の講演へと繋がりました。

こうして、糸を辿っていくと、偶然キャッチした“80歳のつぶやき”こそが今回の大きな「出会い」のはじまりでした。平成13年に発行された県読書会連絡協議会編集の小冊子『生きる力を与えてくれる本』を真っ先にご本人にお届けして喜んでいただいたこと、昨日のように浮かびます。

☆今日、河原さんが紹介された本は『いのちの教科書~学校と家庭で育てたい生きる基礎力』『臨月』『サンタクロースってほんとにいるの?』『サンタクロースの部屋』『本に囲まれて』『あなたのことがだーいすき』『のこすことば』『はせがわくんきらいや』、そして議論されている『こころのノート』(小・中学校用)や『「心のノート」を考える』『「心のノート」研究』など・・・全て図書館にあります。

☆河原さんの講演会場で、偶然再会したのは先日の図書館大会で話を聞いてくださった辰巳丘高校図書館の横長さん。その友人の金商高の白神さん、小松さんの3人で休館中の図書館をたっぷり見学されました。新しい出会いです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。