小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

遠隔テレビで県民大学校&第33回《出会いの夕べ》~徳沢愛子さん~

5/31(土)☆県民大学校の修了証書交付式の記念講演は人気脚本家の水橋文美江さんの「テレビドラマの世界~想いを伝えるということ~」。詩人・竹内てるよの『海のオルゴール』をもとにしたドラマ作品誕生の舞台裏や脚本家としたの姿勢、会場からの質問に答えての小説と脚本の違いについての解説もありました。昨年同様、中央公民館で遠隔テレビで見ることができました。せっかくの便利なシステムの有効な活用の機会は、まだまだ考えられそうです。

☆昨日からの台風接近のニュースも杞憂に帰して、無事開いた第33回《出会いの夕べ》です。年度のスタートは毎年レディファースト。金沢にお住まいの詩人・徳沢愛子さんをお迎えできました。子育てのこと、詩との出会い、26年続けているボランティア活動のことや方言で書いた自作品を紹介しながらぬくもりのある穏やかな口調で話してくださった。想像力豊かな子どもたちの詩を通して、家族・夫婦のあり方を問い、「詩を書く原点は優しさを育てること」、「詩は瞬間の躍動する美しさを捉える」など詩の本質にも触れられました。

5年前、『金沢方言あそび歌とエッセイ 花いちもんめ』をいただいたのがご縁となってようやく実現した出会い、20人が集いました。この1月発行の詩集『みんみん日日』いただきました。

☆図書館大好き、本が大好きだった和代さんが亡くなられて2年、和代さんを思い、私にとって5月はふっと心沈む季節です。5月最後の今日、(プライベートでごめんなさい)北欧に住む娘の娘が誕生との知らせが図書館に届き、「いのち」を更に感じる月になりました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。