小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

家族

『母の友』の糸をたどってゆくと

あったらいいな~、ありますように~ 確かめたいことがあって、福音館書店の『母の友』1987年7月号を二階の押し入れへ探しに行った。スチール棚に古い順に並んでいる。友人が一年分を贈ってくれて それ以来、継続して購読していた~おかあさんとともに歩む雑…

露天風呂で聴いた『あかいくつ』

夫と二人だけのお正月でした。年末から昨日までの五日間、炬燵にもぐってテレビを見たり、本を読んだり、甘いものを食べたり、自由気儘に過ごしました。クリスマステニス大会は無理だったので、新春テニス大会にはなんとか参加したいのですが、膝の調子がい…

ジブリの世界で~いつも心おどる夢をみたい~

昨夜は、スカイプで”メリークリスマス!” *** 22年前、初めて北欧でクリスマスを過ごしたことがある。近くの森の、雪の中の良さそうなモミの木を選んで、娘夫婦とその両親、私たちの6人で運んだ。ツリーの周りには私たちからの、家族からの、いくつものプ…

四回目の図書館見学~わくわくバスツアー

外は猛吹雪、ガラス窓は凍てついた雪が貼りついて真っ白です。風雪、雷注意報に続き、大雪警報も出ています。停電している地域もあるらしい。昨日のうちにさしあたっての買い物をすませひと安心です。 一昨日は県立図書館見学バスツアー。津幡の図書館に集合…

「ザ・ベストテレビ2022」~メディアのちから~

「ザ・ベストテレビ2022」全6回が終わりました。日本社会のさまざまな問題が浮き彫りになる見応えのあるドキュメンタリーでした。 *** ◇NHK「”玉砕”の島を生きて~テニアン島日本人移民の記録~」 極限の悲惨な戦地で必死に生き抜いた移民たちの貴重な証…

ちょっとテニスをお休みして…

今日は十五夜、静かな満月です。寒月、コールドムーンと呼ぶらしいですね。 *** 先日、久々に夢を見ました。不思議にもはっきり覚えている夢。 町のとある駐車場で、車を停めようとするけれど気に入った場所がなかなか見つからない。ぐるぐるぐるぐる探し…

絵本『ぼく』と詩集『ぼくは12歳』

名編集者である松居直さんの絵本編集には、基本方針が二つあるそうです。 ⁂絵本は子どもに読ませる本ではない。大人が子どもに読んでやる本である。⁂役に立つ、ためになるだけの本は作らない。 もっとも大切なことは読み手と聴き手が”共に居る”こと。読んで…

子どもたちに絵本のよろこびを

11月2日、福音館書店元社長の松居直さんが96歳で亡くなられた。戦後の児童文学の発展に貢献、70年前はほとんど見られなかったという創作の名作絵本を世に送り出し、1956年4月に月刊「こどものとも」を創刊、日本の絵本出版に決定的な影響を与えた方。今一時…

いい香りには危険が潜んでいます(CS)

20年前、北欧に住む娘が突然、食物アレルギーになって以来私もアレルギー社会を意識するようになりました。健康な身には思いもよらぬ苦労、悩みがあることを実感しました。 香りにも敏感です。シャンプー、洗剤などは勿論、無香料。柔軟剤は使いません。他人…

陽の光を浴びられない子とその家族

☆国会中継を観ていたら、答弁の薄っぺらい言葉に、頭の中がショートしそうで熱くなってきました。お喋りしたいです。どなたか救いの手を!コロナに注意しながらランチはいかが~☆ こ~んな素敵なお誘いには勿論、気心知れたみんなが大賛成!!アクリル板の仕…

エノコログサ(狗尾草)にかくれんぼ

夕方、裏庭でエノコログサを見つけました。一本、二本、、、あれれ、気づかないうちに、あっちこっちに! 立派なのやら、中くらいの、小ぶりなの、20本ばかり選んで、細長いガラス瓶に入れて玄関の棚にかざってみたら、なかなかの趣です。 *** 夕食の準備…

テニスができる幸せに感謝☆

このところ、毎週テニス大会に参加しています。8月末は「北陸シニアテニス秋季大会」(於:高岡スポーツコア)、9月に入り「日本シニア団体戦&夫婦大会in富山」(於:岩瀬公園)、一昨日は城北コートで「2022オータムマッチ」。 夫婦大会以外、夫とは別チー…

統一協会と政界

友人からの知らせでは、一昨日のTV「ミヤネ屋」で《信者の救出活動を40年以上行う「エクレシア会」和賀真也氏によると》が放映され、政府に求めることが提示されていたそうな。 ・政府が率先して問題の究明・政治家は「統一教会」の問題点をしっかり認識した…

平和を続けるためにできることは

戦後77年の終戦の日、今日の中日新聞社説は、「国民を死なせないよう」に、でした。 そして、4ページにわたる「戦争と平和」の特集号! ☆小原美由紀さんが手にしている絵本、『戦争のつくりかた』の改訂版が緊急重版されたこと。 ☆歌人・馬場あき子さんのイ…

手をつなぐひとたち

『統一協会と文鮮明・その青年たちの心理を探る』(1981)は、和賀真也牧師と、協会から脱出した体験者の勇気ある協力によってまとめあげられた労作。「世界制覇計画、学界への工作、政界に関係をつけ、経済界の進出の機をねらう」など、現在次々に浮上して…

統一”協会” ~元信者として~

7月15日の朝でした。たまたまつけたテレビ番組で、金沢大学の現役教授、仲正昌樹さんが旧統一教会の元信者として詳細を語る姿に、勇気ある女性のこと、寄贈された本のことを思い出したのでした。よく覚えていてくださいましたね!と喜んでくださって、多くの…

統一"協会”

~ 贈呈 ~ 自分の体験談が 津幡町内の方々の お役にたちますように 祈りをこめて 1996年8月6日 さかいゆきこ ~ ・ ~ ・ ~ 7月10日に小さな図書館が開館してまもなくのことでした。 本を寄贈してもいいでしょうかとやや遠慮がちにお申し出をいただいたの…

糸が、つながって

かねてからの計画通り、夫も私も、自分たちの予定はゼロにして娘たちを迎えました。その上、何年ぶりでしょう。忙しい息子が姉と姪のために遠方から駆けつけました。 ☆餃子包み器(百円ショップ製品)☆「ラミィキューブ」 息子らしいアイデアです。初めて目…

4年ぶりの娘たちと夏休み

パソコンを開くのは一ヵ月ぶり。 『小さな図書館のものがたり』の更新が止まったままでいるのに気づいたらしく、友人、知人から「元気?」とそれとなく訊かれます。 新型コロナウィルスの第七波が急拡大しているので、ご懸念ももっともですね。 気にかけてい…

梅枝尺はピラカンサスが好き

息子から立派な紫陽花の写真が届いた。我が家のはまだまだ蕾。 その隣のヤマアジサイの「クレナイ」は5、6年前、友人からもらった一枝。今にも枯れそうな細い枝だけれど可憐な花をいくつも咲かせている。白から紅色に変化する装飾花の艶やかさははっとするほ…

甘いものが好き…

ちょっとブログをお休みしていたら、友人からご機嫌いかがと問い合わせ。はい、変わらず元気です。 長靴を履いて、玄関先の植木鉢に水やりしたり、家の周りの小さな畑と庭を一巡したり、土いじりを愉しんでました。ついつい戸外の時間が長くなりました。 ミ…

『 For Sama 』

爆撃でことごとく破壊される街ロシア軍の戦闘機の爆音自由を求め、抵抗する人たち血まみれの負傷者、死者が次々に病院に運び込まれるその病院までもが、標的にされていく。 これは2012年4月~2016年12月のシリアの都市アレッポの映像。 NHK「ドキュランドに…

夫のはなし

娘のお薦めで読んだ『ツボちゃんの話:夫 坪内祐三』(佐久間文子/2021.5) 2020年に急逝した夫への想いがそのまま率直に書かれていて、しみじみした本でした。その中にある中学の同級生という理由で、遠くの歯医者さんまで通っていたという話も好きです。 …

☆マークはないけれど

2002年8月2日のブログに、【M君が教えてくれたこと】を書きました。 Mさんのお陰で、秋山ちえ子さんの「談話室終了」の情報を知ったこと、その二年前の「大発見」についても自慢した記録です。(リンクすればいいのでしょうけれど、自信がなく…、よろしかっ…

図書館の新聞愛読者

今日の夕方、図書館へ行ったときのことです。 「ありがとう!」 聞き覚えのある元気な声!カウンターへ新聞を返していたのはMさんでした。 昨年も、一度、彼の姿を見かけたことがありました。今も、図書館通いをしているんやね~、よかった~、声をかけよう…

私たちの新年ウォーキング~ことり

今年も二人だけでしたが、幸せにも、お正月らしくゆっくり過ごし、元気にウォーキングをすることもできました。 * * * 元日の午後は、恒例の森林公園へ。(新型コロナの前年までは、帰省した娘も一緒でした) 公園内の山道は積雪30㎝、持ってきた長靴に履…

10年を想う

10周年の「この10年を一言でまとめると~」の特別お題にのっかって、つい簡単にまとめてしまったけれど、10年の日々を振り返ってみると、すんなりまとめられるものではないな~と、つくづく、、、しみじみ、、、思う。 2011年3月、10年前のあの日、ちょうど…

(その六)~つながった電話~

おもいがけない嬉しいことって? ブログを読んだ友人からきかれました。そうなんです、信じられないようなうれしいこと! * * * 賢治の読書会の前日のことです。それまでに三、四回、電話をしたけれど、呼び出し音ばかり。ほとんどあきらめ気分で、これで…

点字で書いた日記(その一)

人知れず図書館の書庫に眠る本を紹介するのは、その本に関わった者の仕事であるような気がしていて、いつかその物語を紹介しなくてはと考えていました。 「文字は…光に」(7/20)「手さぐりの子育て日記」(10/11)が、その気持ちを後押ししてくれました。 …

「100年のアトリエ」より

図書館の広々~したへやに六人、離ればなれの座席、みんなの声に耳を澄ませながら、図書館での久々の読書会「詩をたのしむ」。(先月、先々月はスウさんの紅茶で読書会)昨日も、心揺さぶるステキな詩たちに出逢いました。 まど・みちおさんの詩もありました…

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。