図書館の思い出
今日の夕方、図書館へ行ったときのことです。 「ありがとう!」 聞き覚えのある元気な声!カウンターへ新聞を返していたのはMさんでした。 昨年も、一度、彼の姿を見かけたことがありました。今も、図書館通いをしているんやね~、よかった~、声をかけよう…
小納弘先生の思い出が、隣町の村中さんとの糸をむすんでくださって、その三日後のことでした。 12月10日の中日新聞の《くらしの作文》に村中さんの投稿文が掲載されていました。タイトルは「愛車」。 先日、私は愛車ヴィッツと別れたばかり、不思議なご縁を…
12月7日、中日新聞読者の《発言》ページ、「恩師の思い出」の投稿文は村中重徳さん。 11月17日の「わがまちの偉人」、児童文学者の小納弘(1928~2017年)さんの記事がはっと目に留まったそうです。 村中さんが中学生二年生の時、学芸会で狂言附子(ぶす)を…
☆図書館ではさまざまな出会いと、また、時には、別れもあります… 桜の花びらのような…Kさん…43歳… (『ひと言・人・こと』/2001.5.18)より *・・・*・・・* イニシャルのKさんは和代さん。 好物の食べ物は~? 好きな音楽のジャンルは~? いちばん好き…
和代さんから渡された二枚のハトロン紙がある。A5サイズの褐色の紙に、横書きで、彼女らしい細かな文字が連なった読書感想文。1999年の春に書かれた一枚とおそらくその翌年頃の一枚。 20年、眠っていた彼女の想い…を ブログを始めたおかげで、こうして紹介で…
・愛車ヴィッツにかわり、これから(の数年…?) まっ白い軽のMが私をサポートしてくれる。 ・鉄砲撃ち名人のYさんが立派な自然薯を手に来訪。 これまで、年末になると熊や猪肉を頂くことがあったが、 92歳ともなり、とうとう現役を引退された。 ・森林公…
《こんにちは. カレンダーを見ながら 指折り数えていた4月になりました. さてさて. 消費税. UPの4月.カントリーパパも や・む・な・く はなはだ心苦しく..5%計上させていただくことになり..よろしくご了承 お願い致します (一同礼)》 ◎ モーちゃんたちの …
昨日は、愛車と別れた日。 薄いブルーがかった小型車のヴィッツ。走行距離は、50000㎞にも満たない。 あと数年、付き合ってくれるはずだった。しかし、経年劣化は避けられず、今回の車検整備で予想外の費用がかかるらしく、しぶしぶ手離すことになった。 ・…
孫娘のフォトマグネット、《LINTU PIENI》の 歌詞、アメリカオオバンの新聞切り抜き、アストラさんの詩、冷凍大判焼きの解凍法、郵便局からのサービス変更のお知らせ、甘酒の作り方レシピ、町内入浴施設の無料券、、、冷蔵庫の扉は小さなものたちであふれて…
はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」にチャレンジしました。「小さな図書館のものがたり」について知っていただく機会になればと。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? 図書館での出会い、本や人やできごとを伝えたくて、2001年…
昨晩の部分月食、幻想的でしたねぇ。午後6時過ぎにほぼ皆既月食となって、一時間後には下半分が明るくなって、二時間ほど過ぎると、もう十五夜の満月でした。 夜風は思ったより肌寒くて、あったかいブランケットを纏って、いつまでもこのまま空を見上げてい…
おもいがけない嬉しいことって? ブログを読んだ友人からきかれました。そうなんです、信じられないようなうれしいこと! * * * 賢治の読書会の前日のことです。それまでに三、四回、電話をしたけれど、呼び出し音ばかり。ほとんどあきらめ気分で、これで…
だいじに保管している一通の手紙があります。点字とひらがなが併記された手紙です。 ・・・・・・ つばた ちょーりつ としょかんちょー ○○ さま ぜんりゃく。たいへん ごていねいな おてがみ ありがとーございました。 かげやま さんの ごこーい でせっちょ …
1月14日、ぜひもう一冊を図書館に置いてほしいと、二冊目の『わが恵みなんじに足れり』を届けてくださった影山さん。その二日後には、 品川博著『光の中を歩む子ら』と『鐘の鳴る丘 「少年の家」20年の記録』、本間一夫著『点字あればこそ』そして、『花びら…
《わが恵みなんじに足れり》は、聖書の一節。ヘレンケラーの心境と通ずる「ことば」として大好きなこの言葉を、綾子さんは本の題字に選ばれたそうな。 平成10年1月10日の夜、最後まで読み終えてから、私の率直な感想を添えて、寄贈お礼の手紙を書きました。 …
人知れず図書館の書庫に眠る本を紹介するのは、その本に関わった者の仕事であるような気がしていて、いつかその物語を紹介しなくてはと考えていました。 「文字は…光に」(7/20)「手さぐりの子育て日記」(10/11)が、その気持ちを後押ししてくれました。 …
蔵書12,000冊、小さな図書館が誕生したのは1996年夏。なにもかも、ひとつひとつ手探りの9年間でした。 「この7月10日で、オープン一周年を迎えようとしております。これまでに約87,000冊、町民一人あたり約2.7冊の本が貸し出されたことになります。 4月から…
いつかはお別れする日が来るとわかってはいたけれど、いつもの眼差しそのままのお写真に、いいようのない寂しさが募る。 あの美しい満月の夜、座主祝(ざす いわい)さんは、96歳の生涯を終えられた。静かに眠るように逝かれたそうです。3年前に先立たれた優…
一昨日の中日朝刊13面の記事(島崎勝弘記者)にときめいた。 「ヤツガシラ おすそわけ~内高松の山本さん大豊作」ヤツガシラの畑で収穫したばかりの茎を持ってニコニコしている山本誠次さん(84歳)の写真。 「友人知人にプレゼントし喜ばれている」「おいし…
津幡町テニス協会は頭文字のTTK、国枝さんが練習を始めた(公財)吉田記念テニスセンターはTTC、一文字違いというのもなにかのご縁でしょうか。 2008年、2012年、2018年、ヴァン・ヴェール(仏語で緑の風)大会の遠征記録、担当役員が腕をふるってまとめてく…
藤平朝雄さんが初めて図書館を訪ねてくださったその日、B6判の小冊子をいただきました。 『山下すて短歌抄』(平成12年3月4日/心華社)(昭和61年~平成4年、206首) 平成11年の早春、この世を去られたすてさんの一周忌を迎えるにあたって、ご縁のあった藤平…
4月27日から火曜日の中日朝刊で連載していた『詩歌巡礼十二景~能登絶唱うたの旅』がこのほど終了。 執筆されたのは、能登半島広域観光協会相談役、県観光スペシャルガイドとして精力的にご活躍、2003年3月、『出会いの夕べ』のゲストとして講演してくださっ…
実は、27日のブログの「ある記者さんとの出会い」には、嬉しい続きがあるのです。 * * * 大阪の詩人・里みちこさんの「出会いの夕べ」から一年。ふと目にとまった「笑ってがん吹っ飛ばせ」の記事は、北村記者取材のハートフルな記事でした。 4月14日、そ…
よかった~、お元気なのですねぇ。 瀬戸内の島々へ本を届けた移動図書館船「ひまわり」の記事を探していて、懐かしいお名前を見つけました。朝日新聞大阪本社「ほがらか編集部」の記者さんだった北村哲朗さん。 他にも、小児がんを乗り越えた広島市の少女が…
8月18日、今日は小さな図書館のメモリアルデー。2001年に開催した《センス・オブ・ワンダー》上映記念日!ひそかな祝日、の一日。。。 ☆~全国中学生テニス選手権大会に~☆ 津幡中学校と津幡南中学校の三年生7人、二年生2人、一年生5人、「津幡ジュニアテニ…
「これはね、十何年前、図書館でもらったタネ」 夏の花が咲き誇る玄関先。友人が指さしたのは、柱にからまって伸びているフウセンカズラ。かわいい緑の風船が、いくつも風に揺れていた。 夏の間、小さな図書館で育てて、利用者のみなさんにプレゼントしたタ…
元気?と、友人から電話があった。このところ、ブログを書いていないのを気にかけてくれていた。 ええ、すこぶるとはいかないまでも元気。坐骨神経痛の症状があるものの、テニスもほどほど楽しんでいるし、本も次々と読んでいるし、毎晩、ウィンブルドンテニ…
2002年9月14日の『ひと言・人・こと』に紹介したのは今は書庫に眠る、向井千秋&向井万起男夫妻の共訳『4001の願い』(2002.5/文藝春秋)。アメリカに住む千秋さんが偶然出会った『the wish list』の素晴らしさに万起男さんもビックリ仰天して、一年以上かけ…
ほんとに、まぁ~なんと嬉しいことでしょう。momo2448さんご家族のたいせつな思い出に繋がろうとは。菜の花、だいこんの花、あざみ、あじさい、椿、ばらなど、近年、花をかくようになったと、ある作品に書き添えてありました。窓辺の花…どんなに素敵な絵でし…
図書館の書棚に眠る、知る人とて少ないであろう自費出版の本、今も家族の哀しみを語り続ける本の声に耳を澄ます。 ~ ・ ~ ・ ~ 「新聞を見て、すぐにあの時の館長さんだとわかって…」言葉少なにおっしゃって差し出された封筒をひと目見て、あの時、本当に…